院長挨拶
痛い場所だけを見ない。でも、あなたの「そこがつらい」も見逃さない。
あなたが主人公の施術を。
はじめまして。
MAKE A BODYの塩田です。
僕が施術をしていて、最もやりがいを感じる瞬間。
それは、痛みのあった動作が楽になったり、動きにくかった関節が動くようになったりして、お客様自身が身体の変化に驚いた時です。
「あれ?さっきより動く!」
そんな瞬間が、この仕事の面白さであり、施術者としての大きな喜びです。
僕は昔から、物事の仕組みや「なぜそうなるのか」を考えることが好きです。
特に人間の身体は、知れば知るほど新しい疑問が生まれます。
なぜ、同じ姿勢でも痛くなる人とならない人がいるのか。
なぜ、痛い場所とは違うところを施術すると、動きが変わることがあるのか。
なぜ、同じ施術をしても、人によって反応が異なるのか。
一つの疑問を調べると、また次の疑問が生まれる。
その奥深さが、僕をこの仕事に引きつけている理由の一つでもあります。
身体の状態を確認し、考えられる要因を整理し、施術によってどんな反応が起こるのかを確かめる。
予想通りに変化することもあれば、そうでないこともあります。
だからこそ、決まった方法だけに頼らず、知識を更新し、技術を磨き続ける必要があると考えています。
ただ、どれだけ知識や技術を身につけても、それだけで良い施術になるとは限りません。
施術者の考える正解が、お客様の正解とは限らない。
以前、鍼灸院や接骨院、リラクゼーションで働いていた頃、こんな声を耳にしました。
「施術は上手なんだけど、やってほしいところをやってくれない」
「腰が痛いのに、お尻ばかり施術された」
「首や肩がつらいのに、あまり触ってもらえなかった」
施術者として、考えさせられる言葉でした。
痛みのある場所以外を施術することには、専門的な理由がある場合もあります。
腰の不調に股関節の動きが関係していたり、首や肩のつらさに背骨や肩甲骨の動きが影響していたりすることもあるからです。
しかし、いくら施術者に考えがあっても、それがお客様に伝わっていなければ、納得できる施術にはなりません。
施術者が改善に必要だと考えることと、お客様が求めていること。
その両方を大切にしたい。
自分の知識や技術を一方的に提供するのではなく、一人ひとりの身体と要望に向き合える環境をつくりたい。
それが、僕が独立を決意した理由の一つです。
痛い場所だけでなく、身体全体のつながりを見る。
MAKE A BODYでは、特に首や肩の不調に対する施術に力を入れています。
首が痛いから首をほぐす。
肩がこるから肩を揉む。
それで症状が和らぐこともあります。
しかし、同じ不調を繰り返しているのであれば、痛みのある場所だけでは説明できない要因が関係しているかもしれません。
首、背骨、肩甲骨、骨盤、股関節。
身体は、それぞれの関節や筋肉が連動することで動いています。
一つの動きが制限されれば、別の部分がそれを補おうとすることもあります。
だから僕は、痛い場所だけでなく、関節の可動域や姿勢、動作の癖、身体全体の連動などを確認します。
そこで大切なのは、最初から原因を決めつけないこと。
「おそらくここが関係している」
そう考えても、実際に確認してみると違うこともあります。
その場合は、考え直せばいい。
自分の見立てに固執するのではなく、身体の反応を見ながら、より適切な方法を探していく。
その積み重ねが、施術の質につながると考えています。
整体、鍼、マッサージ、関節の調整など、方法は一つではありません。
強く押すことや、矯正で音を鳴らすこと自体が目的でもありません。
重要なのは、何をしたかではなく、身体にどんな変化が起きたか。
施術前後の状態を比較し、変化を確認しながら進めることを大切にしています。
知識や経験だけでは、わからないこともある。
どれだけ身体について学んでも、目の前のお客様のすべてがわかるわけではありません。
同じ首の痛みでも、症状の現れ方や生活習慣、身体の使い方は人それぞれです。
だからこそ、実際に感じていることを教えてほしいと思っています。
「もう少しここを施術してほしい」
「この動きが痛い」
「さっきより動きやすい」
「この施術は少し怖い」
そういった言葉も、身体の状態を判断するための大切な情報です。
もちろん、希望された施術が適切でないと判断した場合は、その理由を説明し、別の方法をご提案します。
ただ希望通りに施術するのでも、自分の考えを押し通すのでもない。
専門的な判断と、お客様自身の感覚。
その両方を踏まえて、施術を組み立てていきます。
その場の変化と、その先の生活。
施術によって痛みが軽減したり、身体が動きやすくなったりすることは大切です。
ただし、一度の施術ですべての問題が解決するとは限りません。
身体の使い方や生活習慣が関係している場合には、時間をかけて取り組む必要があることもあります。
だからこそ、その場での変化だけでなく、日常生活でどのような負担がかかっているのかも考えます。
必要に応じて、姿勢や動作、セルフケアについてもお伝えします。
施術のたびに身体の状態を確かめ、今必要なことを考える。
同じことを繰り返すのではなく、身体の変化に合わせて施術も変えていく。
その積み重ねが、より快適な日常につながると考えています。
主人公は、あなたです。
身体の仕組みは、まだ解明されていないことも多くあります。
学べば学ぶほど、自分の知らないことに気づかされます。
だからこそ、この仕事は面白い。
そして、もっと知りたい、もっと技術を磨きたいと思えるのです。
ただし、僕の探究心も、これまで身につけてきた知識や技術も、すべては目の前のお客様のために活かすものです。
自分の考えを証明するために施術するのではありません。
今、何に困っているのか。
どんな動きがつらいのか。
どうなりたいのか。
その一つひとつに向き合い、身体の状態を見極め、必要な施術を考える。
痛い場所だけを見ない。
でも、あなたの「そこがつらい」も見逃さない。
これが、MAKE A BODYの施術に対する考え方です。
身体の不調を繰り返している方、今の身体をもっと良くしたいと考えている方。
一度、ご相談ください。
施術の主役は、施術者ではありません。
あなたです。
MAKE A BODY
塩田



